Toyota High Volume Localization

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概要

Toyota Nordic Business Case

トヨタはリーン生産方式でその名を知らしめた世界第3位の自動車製造業者です。何十種にもおよぶモデルのメンテナンスを預かるトヨタのサービスセンターには、最新かつ正確で、簡単にアクセス可能な修理・整備情報が必要です。トヨタの技術文書に構造化オーサリングを適用
するにあたり、並行して行われるローカライゼーション作業の頼れるパートナーとして選ばれたのがITPでした。

主な課題

  • 品質を落とすことなく、かつてなく厳しい納期に間に合うよう大量の翻訳を行う
  • マニュアルの版数が連続する場合や関連文書である場合、訳文を統一する
  • 顧客特有の翻訳に関する指示やローカライゼーションルール(度量衡単位、数字の表記等)を厳守する
  • コンテクスト的に正しい翻訳を実現する
  • 技術および文書体系の変更に対応する

ソリューションの説明

トヨタの技術文書をローカライズするにあたっては、当社専属のプロの翻訳者を活用しました。一方で、妥当性が認められ、かつ投資に対するリターンが確実な部分については自動化を試みました。そこで自社開発したのが、次の機能を備えた独自ツールです。

  • 訳文の入力を最適化し、全体的なプロセスを簡略化する
  • 誤って編集されないよう、翻訳不要なテキストを「ロック」する
  • 数や度量衡単位を正しい形式に自動変換する
  • 品質保証チェックを実行し、自動的に修正を適用する

トヨタはローカライゼーションのプロセス全体にわたり、生産性と品質の向上を目の当たりにすることとなりました。最新の翻訳技術をワークフローに加えることで、通常8週間以上はかかるトヨタの修理マニュアルの翻訳期間を2週間未満にまで短縮することができました。改善の余地は、改善を重ねるほどに見えてくるものなのです。