Toyota on-board system localization

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概要

Toyota Nordic Business Case

トヨタ自動車株式会社は、世界ランキング第3位につけている日本の自動車製造業者です。ITPはトヨタよりナビゲーションシステムのコンテンツのローカライゼーションを委託されました。

主な課題

  • 他の資料で使用されている用語との統一(取扱説明書、オーディオシステム等)。
  • ナビゲーション画面では文字を表示できるスペースが非常に限られているため、それに併せて表現をすべて簡潔に、かつ分かりやすく自然にする必要がある。
  • ユーザーエンド製品に対しては徹底的な品質チェックが必要。確実を期すために、車内と似た環境でナビゲーション画面をシミュレートする品質保証チェックが必須となる。

ソリューションの説明

ITPは、厳密に管理されている既存の自動車産業用およびトヨタ専用の膨大な用語ベースを利用しました。初回のパイロット版プロジェクトを確認し、SDL Trados™およびSDL Trados Multiterm™を使用してマスターTMおよびMTを確立しました。翻訳と校正には自動車分野で10年以上の経験を有する翻訳者を起用。それぞれ別工程として実施
しました。翻訳工程終了後に、翻訳・校正済みのコンテンツを一貫性があり自然でありながらも、ナビゲーション画面の制約に沿ったピクセル制限に収まる表現に整えるための言語編集工程を追加しました。

このプロセスを最適化し、翻訳チームのリモートアクセスを容易にするために、ITPの開発部門はドット幅とテキストの比率(対画面ピクセル)を測定するためのオンラインツールを開発しました。文字数削減工程終了後には、用語の使用や一貫性、自然さを画面上で確認する最終評価工程を設けました。これにも、翻訳済みのコンテンツを実際の翻訳画面に表示してシミュレートする自社開発ツールを活用しました。

この翻訳案件だけのためにカスタマイズされた堅実なアプローチにより、作業時間の短縮と成果物の品質の高さを同時に実現しました。